白南風 / スモークソーセージ(セミドライソーセージ) 190g
こちらは冷蔵商品のため、配送方法は「クール便」となります。
詳しくは、「 送料・配送方法について」をご覧ください。
材料は豚肉・塩・胡椒のみ!
添加物が入っていないソーセージは探すのが大変です。
このシンプルな材料で、美しいピンク色をした美味しいソーセージを作るには、釜に入れてから約7時間もの時間をかけて温度や火加減を調節し、その火力によってきれいなピンク色の発色を促します。
下処理も合わせると一日がかりの仕事になりますが、すべて人の手で、五感を使ってじっくり作られています。
このソーセジを料理に使うとやわらかいスモークの香りと、豚肉のうま味が「出汁」の役割を果たし、何でもおいしく仕上がってしまうのです。
もちろん、ビールのお供にそのままいただいても最高に美味しい。
しっかりと噛み応えがあり、噛めば噛むほど口いっぱいにうま味が広がります。
原材料名 | 豚肉(国産)、食塩、黒胡椒 |
---|---|
内容量 | 190g |
製造者 | スモークハウス白南風(島根県出雲市大社町) |
お召し上がり方
・スライスしてそのままどうぞ(ビールのおともに!)
・ポトフなどの煮込み(おすすめ!スモークの香りがスープに溶け込んで・・ブイヨン要らず!)
・ホットドッグ
・スライスしてピザのトッピングに
・ジャーマンポテト
・炒め物
・チャーハン
・パスタ
・カレー
など
コタンのブログ記事より 〜その1〜
いつもおまたせです。入荷しています。
店頭人気◎の出雲 白南風のスモークベーコン、スモークソーセージ入荷しています。
この商品は食べたらわかる、こんなおいしい自然ベーコンないよなって。
お客さんのほとんどがリピーターということがそれを表わしています。
出雲市大社町に添加物を一切使わずに燻製を作っていらっしゃる白南風(しらはえ)さんがあります。
防腐剤や発色剤、化学調味料も一切使わないベーコン。
そして魚も全て地元産、肉も地物のみを使っていらっしゃいます。燻製もチップではなく、原木でされています。
火山写真家でもあるご主人が、火山の撮影に諏訪之瀬島へいたときに、島で採れる地元の魚を使って燻製を作っている人がいた。その燻製は、とても美味しかった。それは島にある原木を使い、島で採れた新鮮な魚をスモークするというもの。原木を燃やしゆっくりと時間をかけて燻す。それはチップを使った簡易スモークや業務用の短時間で作られるものでは出ない、原木が持つ悠久の時間を感じさせる本物の味でした。
その経験が、数年の試行錯誤を経て形となり、現在、火と向きあい、本物の味のため、今ではほんとに少なくなった昔ながらの時間と手間のかかる方法で丁寧に作られています。
逆に珍しくなったシンプルで自然な本物のスモーク、力強い食べ物です。
2010.1.19 ひで
コタンのブログ記事より 〜その2〜
『火』と向き合い生み出される本物の燻製
スモークハウス白南風さんのベーコン&ソーセージを食べられたことはありますか?
一度このおいしさを知ったら他のは食べられない…とリピートされる方がほとんどではないでしょうか。
スモークの香りがとてもやわらかく、料理に使うと何とも良い「ダシ」が出て、なんでも美味しくなる魔法の燻製。
いったいどんな場所でどんな方が作られているのだろう??
今回、有難いことに直接お会いしてお話を伺うことができました。
添加物が多い食品の代表格とも言えるベーコン、ソーセージ、ハム…
白南風さんの、発色剤を使わないのに美しいピンク色の燻製のヒミツ、お教えします。
出雲大社から車で走ること数分。ぶどう畑や木々に囲まれた気持ちの良い場所にひっそりと建つ手作り感あふれるかわいい小屋。
まるで秘密基地のようなこの小さな小屋が白南風さんの燻製工房です。
中に入ると目の前に大きなレンガ造りの釜。
煙のにおいがプンプンするのかと思いきや、ほんのりスモークの香りはしつつもとても心地良い空間。
壁には山尾三省さんの「火を焚きなさい」の詩が。
笑顔の素敵な奥様が、おいしいナシとお茶でもてなしてくださいました。
『白南風(しらはえ)』とは漁師言葉で、梅雨明け直後の少し乾いた風のことで、この頃産卵を終えたトビウオ達が日本海にも一斉にやってくるのだそう。
1985年、このトビウオの燻製作りから長い長い火と向き合うご主人青木さんの職人の道が始まります。
市販のベーコンやソーセージの原材料を見てみてください。
お家で調理する時には使わないようなワケの分からないカタカナの添加物がズラーッと並んでいますね。
その役割は、防腐効果をもたせたり、生グザみを消したり、スーパーに並んだときに「おいしそう」に見えるように発色剤を使ったり…もうこの食べ物が何者なのか解りません。
白南風さんの商品を見てみると、原材料は「豚肉・塩・胡椒」のみ。
当初、大手スーパーなどにソーセージの営業に行くも、きれいなピンク色のプリプリジューシーなソーセージが常識になっている中、青木さんの作る「本物のソーセージ」の味はなかなか受け入れられず、売り込みにずいぶんご苦労したそう。
たった3つの材料だけでこんなにも美味しい燻製が出来る、そのこだわりと製法は…
■燻製にする原料は鮮度が命のため、肉はすべて地元島根県産のものを使用
■味付けをシンプルに塩・胡椒のみとしているのは、燻製本来の個性的な風味を引き出すため
■燻製に使うのは原木のみ(チップは香りが強すぎる)
※密度の高い原木を乾燥させて使うことで、時間をかけてゆっくりゆっくり温度を上げて燻すことができる。
ベーコンは、ナラの木に甘い香りを放つ桜をブレンド。原料によっては木の種類を変えたりする。
燻製作りで大切なのは「温度」「煙」「時間」のバランス。
Step1: 前日に塩抜きし、冷蔵庫で寝かせた後、水抜きする(約17時間)
Step2: 吊るしてスモーク。まずは38〜40度で煙をあまり出さない状態で表面乾燥させる(約1時間)
Step3: 58〜60度でじっくりじっくりスモークする(約6時間)
Step3のこの間もずっと、火と向き合い温度や火加減を調節します。
その火力によってきれいなピンク色の発色を促すのです。ここに職人技あり。
子供の頃から火と寄り添った暮らしをしていて、火山写真家という経歴もあるほど火が好きだという青木さん。
だからその気の遠くなるような長い時間も、きっとドキドキ、ワクワクしながら優しく火を見つめておられるのでしょう。
独特の語り口調で、ゆっくりと熱く語ってくださった青木さん。
本当に火が好きなんだな〜というのが伝わる、楽しそうにお話をされる姿がとても印象的でした。
何だか焚き火を囲んで人生論を聞かせてもらっているような穏やかな時間でした。
細かなことまで惜しげもなくすべてお話してくださった青木さん、貴重なお話を本当に有難うございました。
そんな白南風さんの30年間の知恵と技、そして火への愛と敬意がたっぷりつまった燻製。
ベーコンは、スライスしてこんがり焼き目をつけてサンドイッチにしても美味しいですし、ちょっと「太め」の細切りにして、パスタ、チャーハン、炒め物などに入れると、絶品料理に変身!
肌寒い季節にはベーコン、ソーセージともにポトフなどの煮込み料理に入れると最高です。
現在は奥様と甥っ子さんと3人で、少しずつ丁寧に手作り燻製の味を守っておられます。
そのため、入荷も少量ずつ。欠品のこともしばしばですが、ぜひ皆さまも「煙がごちそうの本物の燻製」おためしください。
2014.10.13 スタッフ 山本
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